介護施設のインスタ運用、まずは何をしたらいい?に答えます!
現在はさまざまな企業でWebでの集客や採用活動が一般化していますが、介護施設も例外ではありません。
Web集客の中でもインスタは投稿内容やストーリー機能を上手く活用できれば、施設の特徴をアピールでき、他社との差別化をはかったり、施設の価値を上げたりなどブランディング効果にも大きな期待が持てるツールといえます。
実際に経営者の方がインスタ運用の検討を始めていたり、あるいは現場スタッフが任されることもあるでしょう。
しかし、何を投稿したらいいかわからず、数枚の画像を投稿して更新が止まってしまい、結果的に上手く運用できていないケースも少なくありません。
今回は、介護施設がどのような目的を持ってインスタ運用をすれば良いのか、また最初に知っておきたいアカウント作りのポイントについてもご紹介します。
目次
介護施設がインスタ(Instagram)を運営する主な理由は、「集客」と「求人」
今は有料老人ホームや介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)や、リハビリ専門の介護老人保健施設、そのほかにも高齢者が入居できる施設は年々増加してきています。
この背景には高齢化が進んでいるという理由が挙げられますが、需要が高いから介護施設の利用率は100%を超えているのかというと、80%程度にとどまっている施設もあるのが現状です。
利用率をさらに上げるためには集客を増やしていく必要があります。また、介護施設が増えるに連れて問題化してきているのが人材不足です。
介護業界の場合、「有効求人率」が4.15倍という数値結果があり、これは他業界と比較しても高い水準です。
人材を確保していく方法には待遇の改善などもありますが、それに合わせて職場の様子や企業の魅力を伝えるのに適したWebでの採用活動も積極的に始めることがおすすめです。
SNSの中でもインスタは視覚に強いツールのため、文章だけでは伝わりづらい施設の雰囲気などを伝えることができます。
やること1.運用の目的を決める
インスタは、集客や求人募集に効果的なツールですが、その目的によって投稿内容が変わるので注意しましょう。
どのような目的でインスタ運用をするのか事前に明確にしておく必要があります。
たとえば
・新しい入居者、あるいは施設のファンになってもらうことを目的として、インスタを活用する
・新卒や中途採用を目的として、施設内で働くスタッフの1日の様子を動画に収めて発信していく
など目的をはっきりとさせることです。そうすると、入居希望者や求職者などに効果的に魅力を伝えることができ、ユーザはニーズに合った情報を得られるため、フォロワーも増えやすくなります。
やること2. ビジネスアカウントに切り替える
介護施設でインスタを利用する際には、まずはビジネスアカウントに切り替えましょう。
ビジネスアカウントのアップデートは無料で、簡単にできます。
インスタは、今や個人だけでなく、さまざまな企業でサービスや情報を発信するために活用されており、企業や施設などがビジネスで活用する際に役立つツールが用意されていることが特徴的です。
ビジネスアカウントに切り替えることで、施設の宣伝や、認知度向上に貢献できます。
さらにインスタを見た方や、入居希望者からの問い合わせ、またサポート業務といった窓口対応もできるようになります。
やること3.プロフィールを整える
ビジネスアカウントに変更したら、プロフィールもビジネス用に変更しましょう。
プロフィールは、主に以下の3点の設定ができます。
施設の公式のアカウントとなるため、誰が見ても分かりやすいものにすることがポイントです。
ユーザーネームを整える
まずはユーザーの名前を設定しましょう。
ユーザーネームは投稿したときや、ストーリーズなどで目立つ部分に表示されるため、何気なく投稿を見た人にも覚えてもらえるような名前にするのがおすすめです。
インスタのユーザーネームはログインする際にも必要となるもので、作成するときに使える文字は、英数字と一部記号のみになります。
たとえば、施設名+エリア名などにするとわかりやすいでしょう。
アイコン画像を設定する
アイコン画像とは、プロフィールの画面に表示される写真や絵のことです。
どのようなアカウントなのかすぐに理解してもらうためにも、アイコン画像は一目でわかりやすいものにするのが理想です。
施設のロゴや、イメージキャラクターの画像、その他にも施設名に設定するもの良い方法でしょう。
アカウントの信頼度を上げるためにもアイコン画像の設定は重要です。
Instagramのプロフィール文は150字。端的にどんなアカウントか紹介する
ユーザーにとって、どのような有益な情報が得られるのか伝わるようなプロフィール文にしましょう。
プロフィール文は、箇条書きで短い文にするのがポイントです。
・○○施設のレクリエーション活動の内容について
・○○地域のイベント交流情報のご案内
など、入居者のご家族が施設の活動を見ることができたり、あるいは地域の的を絞って求職活動をしている人にも興味を持ってもらえるような情報にするとフォローされやすくなります。
やること4.投稿の形式をきめる
インスタのビジネスアカウントを上手に活用するためには、統一された世界観に設定することも大切です。
インスタは画像や動画をメインとしたSNSツールであるため、視覚に訴える情報が重要なポイントになります。
統一感を出すためには、画像だけでなく、投稿文の口調やアカウントの雰囲気などにも気を配りましょう。
事前にある程度テンプレートを作っておくと、継続して更新しやすくなります。
ただ、同じものをずっと使い続ければ良いというわけではなく、経験の中でより良い形が見つかれば、その方法に改善していくのがベストでしょう。
キャプション、ハッシュタグのテンプレートも作る
キャプションやハッシュタグのテンプレートをあらかじめ用意しておくのも良いでしょう。
キャプションとは、写真や動画を投稿した際につけられる説明文です。
ユーザーが必要とする情報をこの説明文で届けることができます。
また、画像に関連したキーワードに半角の「#」がついたものをハッシュタグといいますが、インスタではこのハッシュタグが頻繁に使用されます。
ハッシュタグ検索をしたユーザーの目に留まる可能性もあるため、ここからフォロワーの獲得に繋がることもあります。
個人情報や気密情報の取り扱い、トラブル時のガイドラインを作る
ビジネスでインスタを活用していくうえでは、施設で取り扱う個人情報や、機密情報についてもガイドラインを作っておきましょう。
トラブルは起きないことが理想ですが、万が一のときのために、このような対策を事前にしておくと安心です。
また、インスタにはいくつかの禁止事項があります。
法律に違反する行為の他にも、人為的にフォロワー、エンゲージメントを得てはいけない、性的な写真や動画をアップしてはいけないなどが挙げられます。
これらに抵触すると、該当の投稿が削除されることもあり、さらに悪質な場合はアカウントが凍結することもあります。
困ったときは、同業他社を参考にする
インスタのビジネスアカウントは無料でアップデートできることもあり、始めやすいことが魅力ですが、その一方でフォロワーが増えずに悩んでしまう運用担当者も少なくありません。
フォロワー数だけに限らず、コメントやいいねがなかなか増えずに行き詰ったときは、同業他社のビジネスアカウントを参考にしてみるのも良いでしょう。
ただし、その内容をそのまま使ってはいけません。
パクリは著作権や商標権の侵害であり、インスタの禁止事項に該当します。
同業他社を参考にしながら、自分の施設に合った投稿内容を確立させていきましょう。
まとめ
高齢化社会が進んでいる昨今では、介護施設の需要は高まってきていますが、すべての介護施設の利用率が高いというわけではありません。
また、慢性化している人材不足も解消していく必要があります。
これらの問題に対して、インスタを使った集客や求人活動は効果を期待できるビジネスツールといえるでしょう。
さまざまなコンテンツが存在するインスタの中でも、介護や福祉に関するジャンルはまだまだ多くはありません。
写真や動画にキャプションやハッシュタグをつけ、定期的に投稿していけば、いずれ入居希望者や求職者にも認知されていくはずです。
有益な情報を多くのユーザーに発信し続けて、同業他社との差別化をはかっていきましょう。
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