検索する度に世界に緑が生まれる、エコな検索エンジン

皆さんは、普段どの検索エンジンでキーワード検索をしていますか?
王道なところだと、「Google」や「Yahoo! JAPAN」、「Bing」でしょうか。パソコンに精通した方なら「DuckDuckGO」を使用しているかもしれませんね。
実は、検索によって発生する広告収入を世界各地の植樹のための支援活動に使用している検索エンジンがあります。
それは「Ecosia」といい、ドイツのベルリンにある企業が提供する検索エンジンです。
検索するだけで木が植えられる
Ecosiaでは、広告によって発生した利益の80%(収益の47%)が植樹のための支援活動に充てられています。世界中のユーザーがEcosiaを使用して検索するだけで緑豊かな土地が増えていくのは、コロナウイルスの影響で外出を自粛し、自宅にいることが多い人でも簡単にできる環境への貢献活動ではないでしょうか。
公式のFAQによれば、大体50回前後の検索で1本の木が植えられる利益が発生するそう。
この回数を1人で達成するには、普段調べものをする際の検索エンジンをEcosiaに変えるだけでいいので、手間はほとんどかかりません。
強いて言うならば、GoogleChromeやMicrosoftEdgeなどではデフォルトの検索エンジンにEcosiaがないので、一度Ecosiaまでアクセスしなければいけないという手間がありますが…
GoogleChromeの拡張機能で検索エンジンをEcosiaに変更
GoogleChromeのデフォルトの検索エンジンをEcosiaに設定することができる拡張機能があります。Googleウェブストアから拡張機能をダウンロードし、Chromeに追加するだけなので、先述のサイトまで移動しなければいけない手間が省けます。
また、最新のMicrosoftEdgeでもGoogleChromeの拡張機能を使用することが可能なので、普段使用しているウェブブラウザがMicrosoftEdgeの方でも同様にデフォルトの検索エンジンをEcosiaに設定することができます。
また、「Brave」や「Waterfox」などのウェブブラウザでは拡張機能を使わず、設定からデフォルトの検索エンジンをEcosiaにすることができます。
ユーザーのプライバシーを考えた検索エンジン
Ecosiaは「ユーザーのプライバシーを守る」というポリシーを掲げており、ユーザーが検索した情報は暗号化され、収集されることも、共有されることもありません。
この特性により、Googleなどで採用されている「様々なユーザーの検索履歴から、需要の低いサイトは検索結果に表示されない。」というアルゴリズムによる「フィルターバブル」が発生しないので、Googleなどでは見つけられないサイトが見つかる場合もあります。
まだまだマイナーな検索エンジンのデメリット
Googleなどのメジャーな検索エンジンと比べてしまうと、日本に浸透していないため英語の項目が多く、検索結果を細かく設定できるフィルターがないので、違和感を覚えることが多いかもしれません。
安定した情報収集はGoogleなどを使用し、簡単な調べものをする際だけEcosiaで検索をするという使い方もいいかもしれませんね。
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