タスク整理には手帳?手帳を持つメリット
毎年8月頃になると、文具屋さんや本屋さんには様々な手帳が並びますが、近年スケジュール管理はすべてスマホ、という方も増えてきています。
便利なアプリも多く、管理がしやすい面もありますが、ビジネスにおいてのスケジュール・タスク管理には手帳がおすすめです。
手帳を持つメリット
手帳というと様々な種類があり、
・マンスリータイプ…月間スケジュールに特化したタイプ
・ウィークリータイプ…月間+週間のスケジュール管理ができるタイプ
→ホリゾンタルタイプ…横で区切ってあるタイプ
バーチカル…縦長に区切ってあるタイプ
・デイリータイプ…1日1ページのスペースがあるタイプ
が主です。
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目で見てわかりやすい
手帳はほぼノートですので、自分の手で予定を書き込むことができます。
色だけではなく、大事な部分に印を付けたりシールを貼ったりと、目で見て分かりやすく、かつ簡単に優先度をつけることが可能です。
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感覚でアウトプットできる
スマホなどに打ち込む際はある程度まとまっていないと見づらくなってしまいますが、メモ書き感覚で気軽にアウトプットできるのも手帳のメリットです。
また、手帳にはメモに使えるフリースペースが必ず用意されているので、打ち合わせのメモにもおすすめ。
デイリータイプを使えば、あの日の議事録をどこに書いたのか分からなくなってしまった…なんてこともありません。
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自分の成果がひと目でわかる
タスク管理にメモを使う方も多いですが、おすすめはバーチカルタイプにタスクを書き込んでいく方法。
終わったものにチェックを入れていくことで自分のタスク消化率が分かりやすくなり、終わったタスクも見られることで「自分はこれだけ終わらせることができた」という満足感・モチベーションの維持にも繋がります。
普段褒められる経験がない方は、自己肯定感を上げる為にもおすすめです。
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思っているより頭を使う
スマホやパソコンを使うと自動変換機能があり、パッと漢字が出てくるようになりました。
さて、いざ書く時に「漢字を忘れてしまった」などの経験をした方も多いのではないでしょうか。
手書きの機会が減っている近年、手帳を使うことは思っているより頭を使う行動なのです。
手帳を持つデメリット
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かさばる
手帳はノートあるいは本くらいの厚みがありますので、持ち運びにはかさばります。また、カバーがしっかりしていないとカバンの中でよれてしまう場合もあります。
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共有ができない
アナログですので、書き込んだ瞬間に社内共有といったデジタルならではの恩恵は受けることができません。
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筆記用具が必要になる
スマホでは指のみ必要となりますが、手帳には書き込むための筆記用具が必要になります。ペン1本~、こだわるなら色ペンなども揃えることになるかもしれません。
手帳にはメリット・デメリットの両方がありますが、昔から長く使われているものには長く使われるだけの魅力が詰まっています。
例えばシステム手帳は、自分が必要だと思う種類の紙(リフィル)のみをはさみ、自分だけの手帳を作ることができます。
自分だけのカスタマイズを施していくのも楽しいですよ。
また、スマホが普及したとはいえ、まだ打ち合わせでスマホをメモ代わりに使ったり、スマホでスケジュールを確認するさまを「失礼だ」と感じる人は一定数います。
手帳でメモを取るだけで印象が良くなるのでしたら、ビジネスを円滑に進めるために手帳をひとつのツールとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
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