次世代のOS「Windows 11」が発表!アップデートで変更されるアプリや機能は?
これまでは、Windows最後のバージョンだと考えられてきた「Windows 10」、2015年にMicrosoftから発せられたメッセージでは、それまでの様に劇的なリリースではなく、限定的にアップデートされることと考えられていました。
今回発表された「Windows 11」予想以上にあらゆる部分が新たにバージョンアップされ、スマートフォンが主流の時代に最適なOSとなっています!
この記事では、アップデートされたことで具体的にアプリや機能がどう変わったのか、ご紹介したいと思います、是非ご参考になさってください。
目次
アップデートされたポイントとは?
世界のトップシェアを誇っているPC向けOS「Windows」、Windows10がリリースされてから約6年を経て、Windows10をベースとしながらも進化した最新版「Windows11」はシンプルなアイコンで見た目にもアップデートされています。具体的な機能なども含め解説していきます。
※現行の「Windows 10」搭載PCを使用中のユーザーにおいては、2022年までは無料でアップデート可能となっています。
1.「スタートメニュー」「タスクバー」が左下から画面中央へ変更されました。
Windows 10まで、Windowsではサイズの変更などあったものの画面左下にアプリを一覧表示できる「スタートキー」、起動中のアプリややピン留めされたアプリが並ぶタスクバーが配置されていましたが、Windows 11ではこれらが中央寄りに変わりました。
また、スタートメニューのデザインもシンプルな見た目に変更され、自分が頻繁に使用するピン留めをしたアプリのアイコンがトップに現れ、その下側へシステムが推奨するファイルが表示されます。
Windows11では、ピン留めしたアプリをフォルダー形式で整頓する機能や音声アシスタントの「Cortana(コルタナ)」が廃止され、対応アプリでは「ライブタイル」リアルタイムで最新情報が見ることができる機能も廃止されています。
2.Windows 11に「Teams」が組み込まれます。
新型コロナウィルスのパンデミックが広がる今、コミュニケーションがなかなか取りにくい中、注目度の高いサービスとして「Microsoft Teams」がありますが、Windows11ではOSに組み込まれています。
これまでは、OSから1クリックで呼び出し可能な通話アプリとして「Skype」がありましたが、Windows11ではSkypeが廃止され「Teams」が組み込まれたので、タスクバーからアイコンを1クリックすれば、着信や呼び出しが可能になり、Teams同士でチャットやビデオ通話もより使いやすくなったので、ストレスなくいつでも家族や友人とチャットできるようになりました。
Teamsユーザーであれば、相手がiOS/iPadOS、macOS、Android、そしてWndows 10でも問題なく繋がることができます、なお、他のプラットフォームにおける位置付けは変わらない為、Googleやアップルなど他社のプラットフォームでは、アプリやブラウザからは今まで通りの使用が可能です。
ビジネス目的でビデオ会議等、最初にリードしたZoomがありましたが、それは特に登録済みでなくてもURL1つ共有すれば会議に参加できる手軽さからでした、その後セキュリティ面で一時期不安視され、MicrosoftOffice利用企業であれば利用権がついてきたTeamsが利用者を伸ばしたという背景があります、また背景のノイズキャンセルや書類共有などの面でも競争しています。
3.Androidアプリがインストール可能になります。
最も利用者から驚かれたアップデートかもしれないのが、このWindows 11で「Amazon appstore」を利用し、「Microsoft Store」から、Androidアプリを探して、端末にインストールが可能になるということです。
これにより、様々なアプリがWindows11上で利用が可能になったのです、例えばWindows PC上で、動画アプリのTikTokを観たり、学習アプリを利用して学ぶことなどが出来るでしょう。
もうすでにWindows10ユーザーは、Galaxy端末と接続して、PC上でAndoridアプリを起動させることが出来ていますが、Windows11ではそれが不要になっています、Windowsの利便性が大きく改善されたと言えるでしょう。
4.ゲーム機能が大幅強化されました。
Windows11ではゲーム関連機能も大幅強化され、DirectX 12 Ultimateが導入され、「Xbox Series X|SのオートHDR機能の対応や、NVMe SSDにゲームをインストールしている間に、ローディングを高速化するDirectStorage機能などが強化された点です。
また、Xboxアプリが標準搭載され、サブスクリプションのXbox Game Passへのアクセスが簡単になり、クラウドゲームサービス「Xbox Cloud Gaming」も統合されています。
5.ウィジェット機能が復活します。
Windows 8以降で廃止されていたウィジェット機能がWindows11において復活することになりました。
Windows 7では「Gadget(ガジェット)」という単機能の小さなアプリを、デスクトップ上に置いて使用できましたが、そのような機能が「Widget(ウィジェット)」として復活します、天気や株価、カレンダー、OneDrive上の写真、Microsoft To Do等が表示できます。
Windows 11では「ライブタイル」が廃止されていますが、その代替の様なもので、見た目はガジェットの様な立体感はなく、カードのような形式です。
6.その他の機能について
その他に追加されたシステム機能としては、ゲーム画面をより鮮やかに写し出すAuto HDR機能や、画面上に使用中のウィンドウを綺麗に配するスナップ機能です。
Windows 10と比べて、Windows 11のスペックの一部分が上がり、特に、プロセッサー(CPU)では64ビット、セキュリティ面ではTPM2.0のセキュリティチップやセキュアブートとが必要になったので、ご自身のパソコンが古いモバイル向けCPUが搭載されたノートパソコンやタブレット端末である場合には、Windows11へのアップグレードが対応しているかどうが、互換性をチェックするツールを使用することをおすすめします。