災害時のSNSの有効な活用について
大きな災害が発生した場合、電話での連絡が取りにくい状態となった事を記憶している方も多いと思います。通信用インフラの故障や損傷によって電話回線がつながらずに大切な家族や恋人や友達と連絡が取れなくて不安な状況が続くというようなこともテレビのニュースなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。 そのような状況の中でSNSの有効な活用方法が改めて見直されています。
【LINE】
電話での通話が困難な状況でもLINEの既読機能で安否確認が出来たという話もよく取り上げられていました。家族や友人などと緊急連絡用にグループを事前に作っておくことをお勧めします。 LINE公式ブログ 災害時に役立つLINEの活用方法 http://official-blog.line.me/ja/archives/54801265.html
【Facebook】
Facebookには友達との安否情報を共有できる「災害情報センター」機能があります。災害が起きた地域内に入る利用者にFacebookから安否確認の通知が送られてきます。「自分の無事を報告」というボタンを押すことでFacebookでつながりのある友達に自分の無事が報告されます。一人一人に連絡する手間が必要ないのでとても便利です。 Twitterの利用方法としては、援助が欲しいものや場所をつぶやくとことによってリツイート機能により拡散されて、必要な場所に必要な物資や支援が届いたり、危険な場所をいち早く多くの人に知らせられるという点で有効です。 平成29年3月には内閣官房の情報通信技術(IT)総合戦略室から 「災害対応におけるSNS活用ガイドブック」が公開されています。 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/pdf/h2903guidebook.pdf こちらも確認しておくことをお勧めします。 災害はいつやってくるかはわかりませんが、来てしまってからでは遅いのです。ぜひとも疑問に思った時や目に留まった時にサラリとでも確認しておくこと、大切な方とも共有しておくことをお勧めします。