「指名検索数」を増やすメリットと5つの具体策
検索の種類には「一般検索」と「指名検索」がありますが、普段から区別をして意識的に使い分けている方はまずいらっしゃらないかと思います。
今回は、そもそも指名検索とは何かをはじめ、一般検索との違いや指名検索数を増やすことのメリットについてご紹介します。
また、指名検索で上位表示されない理由、指名検索数を増やす具体的な5つの施策についても詳しく解説しますのでぜひ参考にしてみてください。
目 次
指名検索とは?
「指名検索」とは、「指名キーワード」と同じ意味の用語です。
- トヨタ自動車株式会社
- スターバックス
- ルイ・ヴィトン
- Apple iPhone
- Amazon プライム
上記のように、会社名・店舗名・ブランド名・商品/サービス名や人名・屋号などの固有名詞をキーワードとして入力し、情報検索する行動を意味します。
指名検索と一般検索との違い
「一般検索」は、具体的な固有名詞を含まない、「一般キーワード」を入力する検索です。
例として、先述した指名検索と比較しやすいキーワードを挙げてみます。
- 自動車メーカー
- 大手 カフェ
- 高級バッグ ブランド
- スマホ 人気ブランド
- 動画配信サービス
つまり、知りたい情報について検索エンジンにキーワードを入力して調べる際、固有名詞を含んだキーワードなら「指名検索」、固有名詞は一切含まず一般的なワードやカテゴリーを使用していれば「一般検索」ということです。
指名検索の前提条件としては、入力した固有名詞についてユーザーが認知していることが挙げられます。
その一方で、一般検索は固有名詞をユーザーが認識していない可能性も大いにあります。
「指名検索」を意識したマーケティングのメリット
ユーザーの漠然とした疑問による検索ではなく、「指名検索」によって自社に辿り着いてもらうことにはどんなメリットがあるのでしょうか。
また、企業がこの指名検索にこだわってWebマーケティングを行うと、どのようなメリットを得られるのかについても併せてご紹介します。
収益アップにつながる
指名検索をするユーザーは、会社/店舗や商材に具体的な興味や関心を持ってキーワードを入力し、情報を得ようとしています。
つまり指名検索数がアップするほど、低コストでコンバージョン(目標達成)率が高まり、収益増加が見込めるということです。
関心のあるユーザーへダイレクトにアプローチできる
指名検索をしてくれる=自社サービスに関心の高い顕在層に的を絞ってマーケティングができるということ。
購入してくれる可能性の高いターゲットへ、よりダイレクトなアプローチができる点で優れています。
新規向けの情報提供を意識するのではなく、ある程度関心のある状態のユーザーに、自社商品やサービスを使う有効性をより魅力的にアピールしていきましょう。
するとユーザーは、もともと興味があった商品に対してさらなる価値を見出しやすくなり、スムーズな購入や成約へとつなげられます。
Googleからの信頼度が増す
指名検索は一般検索とは異なり、検索エンジン・Googleのアルゴリズムがアップデートされても、それによって受ける影響が少ないと言われています。
指名検索数が増え続ければ、おのずとGoogleからの信頼度も増して安定した上位表示を維持しやすくなるはずです。
ユーザーが会社名や商品/サービス名を検索した際に、しっかりと自社サイトが表示されるようなSEO対策を施しましょう。
指名検索で上位表示されない理由とは?
指名キーワードで検索しているにも関わらず、自社サイトが上位表示されない場合には下記の理由が考えられます。
原因が判明したら、できるだけ速やかに対処していきましょう。
SEOの対策が不十分
サイトの中身・コンテンツが充実していないと検索エンジンにうまく認識されず、上位表示されにくくなります。
また、中身だけではなくモバイル対応をしていない、ページの読み込みスピードが遅すぎるといった不備がないかもチェックが必要です。
Googleから見てもユーザーから見てもわかりやすい良質な自社サイト制作を心がけるなどの工夫で、SEO対策をしっかり意識していきましょう。
商品名や会社/店舗名にオリジナリティが少ない
検索エンジンは、一般的なことばを調べると当然それ自体に関するサイトや既にアクセス数・評価が高いページを優先的に上位表示します。
たとえば「カーネーション」という店舗名にしたい場合、検索して上位に出てくるのは同名の人気ドラマやお花に関するコラムなどでしょう。
指名検索で上位を狙うのであれば、一般的すぎる名称にしていないかを重視するのはもちろん、競合他社や他業界で似た名称が使われていないかなどもきちんとリサーチしておきましょう。
そもそも検索ページに表示されてない
たとえばGoogle検索に「インデックス」がされていないと、Googleデータベースに情報が存在せず、一般検索でも指名検索でも結果の表示を期待できません。
また、Google検索ガイドラインに違反するような不正な方法で上位表示を狙っていないかも念のため確認しましょう。
違反した場合、当然ペナルティ対象となって上位表示されない、あるいはインデックスから削除されてしまいます。
指名検索数を増やして認知度を高める5つの具体策
一般検索では潜在顧客層へのアプローチ対策が求められますが、指名検索の場合、コンバージョン率(CVR)が高い顕在層への対策が必要になります。
ここからは、イメージアップにも直結する具体的な方法をいくつかご紹介します。
1. 興味や関心を集めるハイクオリティなコンテンツの作成
自社サイトのSEO対策には、サイト自体のクオリティアップやコンテンツ強化を意識する必要があります。
ユーザー目線で常に興味関心を集められるように、中身のあるサイト制作や良質な記事(コラム)投稿を積極的に行うのがおすすめです。
ユーザー満足度の高い、ハイクオリティなコンテンツを目指していきましょう。
2. 話題性のある商品やサービスの提供
指名検索をしてもらうためには、商品やサービスの価値だけでなく「話題性」を持たせることも非常に効果的です。
「変わっている」「面白そう」「欲しい」と思わせる商品やサービスを開発し、ターゲットの間で話題になるような効果的な宣伝を行うなどの工夫を施せば、おのずと検索意欲へつながります。
3. 誰もが見てわかる独自のネーミング
老若男女問わず、誰でもすぐに覚えられる独自のネーミングがポイントです。
競合他社には絶対にない印象的な名前にすれば、ネット検索されやすくなるでしょう。
ただしインパクトだけを重視するのではなく、その商品やサービスがどんなものなのかが伝わるか、会社のイメージとマッチするかといった点も十分に考慮しください。
4. SNSを活用した情報発信
Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、TikTokなどのSNSを有効活用して情報発信を続ければ、会社/店舗や商材の知名度がどんどん上がります。
情報拡散をしてもらいやすい魅力的な投稿、定期更新を心がけることで順調にファンを増やしていきましょう。
知名度が上がれば、当然指名検索数の増加も期待できます。
5. セミナー/ウェビナーなどの開催
顕在層へアプローチしてさらなる検索数の増加を目指すなら、今よりもっとユーザーの興味を引けるような内容のセミナー/ウェビナー(オンライン上のセミナー)を開催する方法もおすすめです。
会社/店舗やブランドの代表が人前でPRすれば、認知度アップに大きく貢献するでしょう。
また、他社も参加する共催セミナーは、ユーザーに比較検討してもらえるので絶好のアピールチャンスになり得ます。
まとめ
会社名/店名、ブランド名や商品名などで情報を調べる「指名検索」は、固有名詞をキーワードとして使用するのが特徴です。
すでに認知してくれている顕在層をターゲットにできるため、アプローチしやすい、収益化しやすいなどのメリットがあります。
指名検索を増やして会社や店舗の認知度を高めたいものの、具体的な施策がわからないとお悩みの方は、Webマーケティングを専門に取り扱うエフエーエスにまでお任せください。
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