ノベルティ製作をするメリットと効果を生み出す3つのコツ
会社がノベルティ製作に取り組むことには、多くのメリットがあります。
ただ、デメリットもあるため、それを把握したうえで、ノベルティ製作の効果を最大限に引き出すために計画的なアプローチをするのが大切です。
ここでは、ノベルティとはどのようなものか、製作する目的やメリットとデメリット、効果を生み出す3つのコツをご紹介します。
さらに、どのように製作して配布すればよいのかについてもご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目 次
ノベルティとは?
はじめに、ノベルティとはどのようなものかについて概要をご説明します。
会社の認知度を上げるための手段
ノベルティと聞くと「無料で配布されるプレゼント」というイメージを持つ方が多くいるのではないでしょうか。
ノベルティは会社のロゴやキャラクターを使用した商品を無料で配り、気軽に手に取ってもらうことで、会社の認知度を上げて集客へ繋げるためにもとても有効な手段です。
何気なく日常で使ってもらえるノベルティであれば、会社のことをより身近に感じてもらえるうえに本人だけでなく周りへの間接的な宣伝効果も期待できます。
実用的なグッズが多い
ノベルティは、会社名や商品名を日常的に目にしてもらいやすいように実用的なグッズが多いのが特徴です。
具体的には、カレンダーやボールペン、ノート、クリアファイルなどの文房具、ポケットティッシュやタオル、マグネットといった日用品など種類はさまざまです。
近年、グッズの幅は広がっている
近年、ノベルティのグッズの幅は広がっています。
たとえば、スマートフォンやパソコン関連のグッズ(スマートフォンケース、モバイルバッテリー、USBケーブル、マウスパッドなど)、キッチン用品(箸、スプーン、タンブラーなど)、さらにはウイルス感染症の影響でマスクや消毒・除菌グッズも人気です。
ノベルティを製作する目的をご紹介!
それでは、会社がノベルティを製作する目的には、具体的にどのようなものが挙げられるのでしょうか。
ここでは、製作する理由としてもっともポピュラーな3つの目的についてご紹介します。
①認知度向上
ノベルティを製作して配布することによって、会社や商品の名前の認知拡大につながります。
とくに、実用的なものに会社名や商品名が入っていれば受け取ったときだけでなく、使っているときにも自然に目に入り覚えてもらいやすくなるでしょう。
②集客力向上
ノベルティは街中で通りがかりの人々を狙うよりも、自社と関連するイベント会場や展示会の参加者などに配るとより効果的かつ集客にもつながりやすいです。
今まで自社や商品を知らなかった方が興味を持ってノベルティを受け取れば、会社名や商品名をスムーズに認知して顧客となってくれる可能性があるためです。
また配布したノベルティが魅力的なものであるほど、「この会社が製作したものなら購入してみたい」という購買意欲を促す可能性もあり、さらなる集客力のアップが期待できます。
③会社のイメージアップ
実用的で使いやすいグッズをノベルティにすれば、会社のイメージアップにもつながります。
また、近年では安価なグッズを大量に配布するのではなく、クオリティが高い洗練されたグッズが求められている傾向です。
そのようなノベルティは認知度向上だけでなく、会社のイメージアップの効果も期待できるでしょう。
そして、環境に配慮したグッズであれば、環境を意識している会社であるというアピールもできます。
広告ではなくノベルティを販促するメリットは?
会社名や商品名を知ってもらうために、紙媒体の広告を利用する手段もあります。
では、広告ではなくノベルティを販促する具体的なメリットとは何でしょうか。
ここでは、主なメリットをいくつかご紹介いたします。
受け取ってもらいやすい
まず、ノベルティは紙媒体の広告だけを配布するよりも圧倒的に受け取ってもらいやすい点が大きなメリットです。
情報に目を通してもらうには、まずは手に取ってもらわなければなりません。
紙媒体の広告は使えないから受け取らないという方も、使用できそうなノベルティであれば見た瞬間に受け取りたくなるのではないでしょうか。
SNSで拡散されやすい
現代社会で、SNSの拡散が与える影響は大きいです。
普通の紙媒体の広告よりも、流行りのグッズをノベルティにすることでSNSの拡散効果が期待できます。
思わず拡散したくなるほどクオリティが高いノベルティであれば、イメージアップにつながる投稿が自然に広がり、より多くの方々に興味を持ってもらいやすくなるでしょう。
会社名や商品名などを目にしてもらいやすい
紙媒体の広告よりも、実用的で会社名や商品名などが入っているノベルティであれば、使用してもらうたびに目に入って名前が認知されやすくなります。
何度も目にする機会があることで、名前を記憶してもらえるというのは大きなメリットといえます。
既存顧客のロイヤルティ向上が期待できる
ロイヤルティとは、顧客が企業の商品やサービスに対して抱くようになる信頼や愛着心のことです。
ノベルティのクオリティが高く、長く愛着が沸くグッズであるほどライバル会社との差別化や既存顧客のロイヤルティ向上が期待できる点も、販促を行う大きなメリットとなるでしょう。
ノベルティを製作するデメリットは?
上記で述べたように、会社でノベルティを製作すると多くのメリットが得られます。
ただし、デメリットもあるため、製作に取り組んでから後悔しないようにどのようなデメリットがあるのかも把握しておきましょう。
コストがかかる
どのようなノベルティを製作するかによっても異なりますが、やはりある程度のコストはかかります。
ほかの会社との差別化を図るなどの目的で、クオリティの高いものにすればより多くの負担が想定されるでしょう。
また、ノベルティ本体の購入コストだけでなく、デザインの製作を外注するのであればそのコストも必要となります。
自社にデザイナーがいないのであれば、デザイン料としてどのくらいの予算を組めるのかもよく検討して発注しましょう。
時間がかかる
どのようなノベルティにするのか、デザインを外注するのであればどのようなデザインで依頼するのかなどの打ち合わせの時間が必要となります。
受注から完成までに要する時間、確認や修正の時間も含めてしっかりとスケジュールを検討しておかなければなりません。
大量に生産したいのであれば、それだけ多くの時間がかかる可能性も考えておきましょう。
ノベルティの効果を生み出す3つのコツをご紹介!
ノベルティ製作の効果を最大限に引き出すためには、計画的なアプローチが必要となります。
先述した「使いやすさ」のほか、具体的にノベルティの効果を生み出すコツを3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
①話題性
話題性のあるノベルティは、目をひいてSNSでも拡散されやすく、宣伝効果としても抜群です。
そして、場合によっては会社の先進性もアピールできます。
最近はどのようなものがトレンド入りしているのかなどを把握して、それらを参考にしたグッズを製作することで、より多くの方に興味を持ってもらいやすくなるでしょう。
おすすめは、「環境問題を意識している企業」とアピールできる「SDGs」を取り入れたグッズです。
SDGs具体例:プラスチックを使わないグッズ
2022年4月から施行されたプラスチック資源循環促進法により、さまざまな飲食店等でプラスチック製のスプーンやフォークなどを見かけなくなったのではないでしょうか。
そのため、地球環境に優しい素材を使ったエコなカトラリーグッズが注目されています。
実用的かつ会社が環境への配慮を示していることをアピールできることから、おすすめのノベルティといえます。
②耐久性
ノベルティは、実用的で長く使用できるものであるほどより良い効果を期待できます。
クオリティが低くて、すぐに使えなくなるようなものであれば会社のイメージダウンにもなりかねません。
コストはかかるかもしれませんが、会社の信頼性を考えるのであれば耐久性のあるものを選ぶとよいでしょう。
③配りやすさ
ノベルティは配ることが多いため、配りやすさも重要となります。
使いやすくても、かさばるようなものや大きすぎてカバンなどに入りにくいグッズはたとえ無料であっても受け取ってもらいにくいかもしれません。
ただしコンパクトなサイズであればよいというわけではなく、重要なのは商品に合った利便性です。
また、グッズに入っている会社名や商品名が小さすぎてしまうと宣伝効果も薄れるため注意しましょう。
ノベルティに重要なのは「使いやすさ」
ノベルティを受け取った方が使いやすい、喜んでもらえるグッズであるかどうかが重要となります。
とくに販促効果を上げるためには、会社が商品を買ってもらいたいとターゲットにしている方の日常生活や仕事の手助けとなるノベルティを製作するよう心がけましょう。
たとえば、学生をターゲットとしているのであればボールペンや付箋などの文房具、ハンカチやポケットティッシュなどの日用品が使いやすく、就活イベントなどで配布するのにも向いています。
一方、ビジネスパーソンをターゲットとしているのであれば、卓上のメモ帳やカレンダーなどが使いやすく、目にする機会も多いため、いつでも認知してもらいやすくなります。
そして家族持ちをターゲットとしているのであれば、消耗しやすいボックスティッシュなどの日用品が使いやすくて好まれるでしょう。
また最近では、学生や社会人にとって必需品であるパソコン関連グッズや感染症の予防関連グッズも喜ばれるノベルティです。
また、展示会やイベント会場で配布するのなら、飲食系の場合はキッチンペーパーやラップなどのキッチン用品、医療系の場合はマスクやマスクケース・携帯除菌グッズなどの衛生用品が人気です。
季節に合わせて選ぶのもおすすめ
使いやすさのほかに、季節に合ったグッズもノベルティとしておすすめです。
暑い時期であれば、ボディシートやうちわ、寒い時期であれば使い捨てカイロなどにすると受け取ってもらいやすくなるでしょう。
また、春であれば桜に関するデザインのもの、冬であればクリスマス仕様のものにすると、特別感があり印象に残りやすくなります。
ノベルティを配布するまでの7つのプロセス
では、実際にノベルティを製作するにはどのような手順でおこなったらよいのでしょうか。
最後に以下の7つの製作プロセスについてご紹介します。
1.アイデアの検討
まず、ノベルティを製作する目的と、ターゲットオーディエンスを明確に定めましょう。
会社のイメージや伝えたいメッセージに合致するアイデアはどのようなものかを検討し、それにクリエイティブなアプローチを加えるのがおすすめです。
そして、どのようなシチュエーションで配るのか、どれくらいの予算にするのかなども十分に検討するようにしましょう。
2.デザインの作成
つぎのプロセスとしては、考えたアイデアを基にしたデザインの作成です。
自社にデザイナーがいる場合は、
- ロゴやスローガンをどのように配置するのか
- カラースキーム(配色の設計)をどうするのか
- どのような素材にするのか
などをしっかりと打合せしていきましょう。
一方、自社にデザイナーがいない場合は信頼できる外注先を選び、
- どのような目的でノベルティを製作したいのか
- どのようなデザインにしたいのか
などを明確にして伝える準備を整えましょう。
実績の豊富な製作会社なら、ある程度の要望を伝えることができればさまざまな角度から提案をしてくれます。
3.材料の選定と調達
デザインが決まったあとは、使用する材料を選んで調達しましょう。
予算、耐久性、安全性を考慮しながら選択します。
また、リサイクル素材や持続可能な材料を選ぶようにすると、環境に配慮したノベルティをきちんと製作できます。
4.生産プロセスのプラン立案
製造工程やスケジュール、必要なリソースなどを考えましょう。
製造工程には、材料の加工、製品の組み立て、仕上げ作業などが含まれます。
確認や修正も考えて、ノベルティ配布まで余裕あるプランを組みましょう。
5.生産
実際にノベルティグッズを生産します。
品質管理を実施して、製品の品質を確保しましょう。
外部の製造業者に依頼する場合は、状況を適宜確認しましょう。
6.仕上げ
製品が完成したら、仕上げ作業をしましょう。
印刷や彩色の出来具合、パッケージングなどをチェックします。
製品の外観や機能を検査して品質基準に適合しているかも点検し、数量なども間違いがないか今一度確認しましょう。
7.宣伝
ノベルティの仕上げ作業が完了したら、ターゲットオーディエンスに向けてしっかりと製品を宣伝しましょう。
ソーシャルメディアやWebサイトなどを活用して、ノベルティの情報を分かりやすく伝えるのが効果的です。
まとめ
ここでは、ノベルティとはどのようなものか、製作する目的やメリットとデメリット、効果を生み出す3つのコツなどについてご紹介いたしました。
ノベルティグッズは会社名や商品名の認知度向上や会社のイメージアップなどを目的に製作されます。
ただ、最近ではノベルティのグッズの幅が広がっており、どのようなものを選べばよいのかなど、製作するうえで悩むことが多いと思います。
また、コストや時間がかかるという面で、かけた分以上にきちんと効果を得られるのか不安になることもあると思います。
そのようにノベルティ製作でお困りの場合には、株式会社エフエーエスまでお気軽にご相談ください。
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