プレスリリースのメリットや書き方のコツをご紹介!
これから打ち出す新商品やサービスに対し、多くのメディアに取り上げてもらえるようなPR方法として「プレスリリース」を検討される企業は多くいるでしょう。
とはいえ、これまでに利用経験が無い場合、「広告と比較してどちらが効果的なのかわからない」「どんな切り口で書き出せばよいのかわからない」などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
本日はそんな方に向けて、プレスリリースを書くメリットや具体的な書き方・コツについて紹介していきます。
初めて書く方の参考にもなるよう例文も記載していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目 次
プレスリリースを発信する目的・メリットとは?
プレスリリースとは、企業がメディア関係者に向けて新規の情報を発信するための文章のことです。
認知度や信頼を向上させることを主な目的としているため、完成したプレスリリース記事は多数のメディア掲載につなげていく必要があります。
プレスリリースで有名なサイトには「PR TIMES」「@Press」などが挙げられ、それらは多くのメディアに一括配信できる強みがあることから幅広い企業が活用しています。
プレスリリースと広告の違い
広告とは雑誌やWebページ上における掲載枠を購入して掲載するもので、主に販売促進として主観的な視点から紹介をするときに用います。
一方でプレスリリースの場合、配信サービス自体は低コストで利用できて、メディアが記事を取り上げる際にお金は発生しません。
また、紹介方法がメディア側に委ねられるので、客観的な宣伝効果になりやすいのも特徴です。
プレスリリースのメリット
広告と比べてプレスリリースは低コストなだけでなく、メディアによる客観的な紹介で認知される可能性が高いため、消費者からの信頼性を得やすいのも大きなメリットです。
また、メディアを出発点にしてSNSで拡散されるようになれば、さらなる認知度の向上を期待できるでしょう。
プレスリリースはSEOの効果もある?
プレスリリースは、実はSEOの観点でも間接的な効果が期待できるといわれています。
どのような流れで間接的な効果を得られるかというと、以下のようなステップです。
- 特定のブランド名や会社名が各メディアで使用される
- ユーザーがSNSやブログでその名称を用いた好意的な記事を投稿
- 間接的にその情報源となるWebサイトが検索順位の改善(SEO効果)を見込める
また、拡散された各記事が残り続けることで、関連キーワードを検索したユーザーのページに上位表示される可能性も高まるといえるでしょう。
読まれるプレスリリース・5つのコツ
続いては、実際にプレスリリースを執筆するにあたってどのようなポイントを意識すべきなのか、参考にすべき手順や書き方・コツについて紹介いたします。
1. テーマ
まず、プレスリリースに取り上げるべきテーマは、自分たちが発信したい話題はもちろん、メディア側が掲載したくなるような内容でもあることが大切です。
たとえば新型コロナが流行し始めた頃には、除菌対策グッズの新商品が多くのメディアに取り上げられました。
トレンドや社会性があり、読み手が多いテーマにするほど各メディアの目に止まりやすくなるでしょう。
2. タイトル
タイトルは注目を集めやすいキャッチ―でインパクトのあるものほど効果的でしょう。
ただし、読み手に誤解を与えない表現にすることも大事です。
引きがないとメディアの目に止まりにくいですが、誇大広告や釣りタイトルになってはいけません。
医薬品、医薬部外品、化粧品のPRには、誤解を招く表現を罰則する「薬機法」という法律にも十分に注意しましょう。
3. リード文
リリース内容の要約となるリード文(冒頭の文章)は、「5W3H」でシンプルかつわかりやすい表現で書くことが大事です。
5W3Hとは、誰が(Who)・何を(What)・いつまでに(When)・どこで(Where)・なぜ(Why)、どのように(How)・どのくらい(How much/How many)を明確にする作業のこと。
メディアは日々たくさんのプレスリリースに目を通しているので、リード文しか読まないということも珍しくありません。
つまり、内容が伝わりやすい簡潔な文を心がけることがポイントです。
4. 本文
結論から書き始めて、事実ベースの文章を意識することが大事です。
図解や箇条書きがあるとより理解しやすい内容になり、データや業界情報を加えれば説得力もアップします。
また、つい多くの情報を入れたくなるかもしれませんが、本文のボリュームは500~1,500文字程度が適切とされています。
もっとも伝えたい情報を整理した上で、全体的にまとまった内容になっているか、きちんと最終チェックまでしておきましょう。
5. 問い合わせ先と企業情報
メディア関係者や消費者が問い合わせをする際に使用される部分なので、間違いのないように注意してください。
新商品や新サービスに関する詳細な情報を記載する場合、英数字やハイフン、ドットなど細かい表記を記す機会が多いです。
もしも入力ミスが起きて、そのまま誤った情報が拡散されては意味が無いため注意してください。
また、可能であれば消費者向けとメディア向けで問い合わせ先を変えると落ち着いて優先順位を把握できるでしょう。
プレスリリース記事の例文紹介
ここでは、上記5つのポイントを意識したプレスリリースの例文を提示します。
初めてプレスリリースを書く方は、よろしければ以下の構成を参考にしてみてください。
- テーマ
AIを活用した新しいアプリの発表
- タイトル
AI技術を活用したタスク管理アプリ「(アプリ名)」提供開始
- リード文
株式会社〇〇(本社:東京都、代表取締役:〇〇)は、AI技術を活用したタスク管理アプリ「(アプリ名)」を2025年5月1日より提供開始いたします。
本サービスは、個人及びチームの生産性向上を目的とし、タスクの自動整理や優先度の提案機能を搭載しております。
これにより、ユーザーはより効率的に業務を遂行できるに違いありません。
- 本文
近年、リモートワークの普及により、タスク管理の重要性が高まっています。
しかし、多くのビジネスパーソンが「タスクの優先順位がわからない」「メンバーの進捗管理が難しい」といった課題を抱えているでしょう。 そこで当社は、これらの課題を解決するため「(アプリ名)」を開発しました。
「(アプリ名)」の主な特徴は以下の通りです。 ①AIによるタスクの自動整理:登録されたタスクを分析し、カテゴリごとに自動分類 ②優先度の自動提案:締切や過去の行動データをもとに、最適なタスクの優先順位を提示 ③直感的なUI/UX:シンプルなデザインとドラッグ&ドロップ操作で誰でも簡単に管理可能 ④チームでのリアルタイム共有:メンバー間でのタスク共有や進捗の可視化が可能
今後もさらなる機能拡充を進め、音声入力やほかの業務ツールとの連携機能を追加していく予定です。 多くのユーザーに快適なタスク管理体験を提供し、業務効率の向上に貢献してまいります。 |
- 問い合わせ先と企業情報
【企業情報】
会社名:株式会社〇〇 所在地:東京都〇〇 代表者:代表取締役〇〇 設立:2020年 事業内容:AI技術を活用したソフトウェア開発 【商品に関するお問い合わせ】 宛先:株式会社〇〇 〇〇事業部 電話番号:〇〇(受付時間〇~時) お問い合わせフォーム:〇〇 【報道関係のお問い合わせ】 宛先:株式会社〇〇 広報担当〇〇 電話番号:〇〇(受付時間〇~時) メールアドレス:〇〇 |
プレスリリース活用における誤解や注意点とは?
プレスリリースのメリットを冒頭で解説しましたが、プレスリリースを書けば必ずしもメディアが掲載するとは限りません。
メディアとしても、多くの人に閲覧されやすいテーマや会社名、商品を掲載しなければ収益につながらないため厳選します。
たとえばニッチ過ぎるテーマやトレンドの過ぎた内容、中身の薄いプレスリリースだと取り上げてもらえない可能性は高いでしょう。
そして情報は日々変動していくので、一度掲載されたとしてもすぐに新しい話題で上書きされます。
SNSやブログなどで拡散がない限り、長期的な効果は期待できないとも思ってください。
また、メディアによる客観的な紹介のため、自分たちが期待していたような紹介になるとは限らないことも覚悟しておく必要があります。
まとめ
プレスリリースは上手く活用することで、自社の認知度や信頼を上げてくれる大きな武器になり得ます。
一方でただ書けば良いというものではなく、メディアに取り上げてもらいやすい内容にする必要があるため最初のうちは難しく感じるかもしれません。
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