Twitter(ツイッター)で音声会話ができる新サービス「スペース」とは?
人気のソーシャルメディアで、音声会話をベースとした「クラブハウス(Clubhouse)」があります。
その対抗馬として、Twitter内の新サービスとして「スペース(Spaces)」が公開され話題になっていますが、ご存じでしょうか??
フォロワーへ向けて、音声会話がしやすいので、これから企業アカウントでも広がりを見せるだろうと予測されています。
今回は、そんな新機能の「スペース」について、始め方や作成方法などご紹介してきたいと思います。
目次
「スペース(Spaces)」について
スペースは、音声を使用して会話が可能なTwitterの新しい機能で、Twitter内で既存のアカウントのフォロワーや全ユーザーを対象に、スペース=チャットルームを作成し立ち上げることで、そこに集まったユーザーがリアルタイムで音声会話を聞いたり、発言したりとチャットが可能になります。
簡単に音声会話が展開できるので、これから企業アカウントでもセミナーを行うなど、様々な活用方法が生まれるのではと、期待されている新機能になります。
音声会話をベースとしている「Clubhouse(クラブハウス)」と何が違うのか?
スペースの場合
・録音が可能で、音声データは30日間保存されます。
・スピーカー・モデレーターがチャットルームにツイートの表記が可能です。
・リスナーの会話参加としては、絵文字でリアクションをすることが可能です。
・字幕機能があって、音声を自動で文字起こしします。
・日本語対応していて機能やメニューが日本語表記なので分かりやすいです。
クラブハウスの場合
・音声会話を録音することは原則禁止、チャットルーム終了と同時に音声データは削除される。
・テキストの表記が不可能です。
・リスナーの会話参加は、スピーカーにならない限りできません。
・字幕機能はありません。
・日本語対応しておらず、英語表記のみです。
「スペース(Spaces)」で使用される仕様、用語とは?
ホスト(発起人)
「スペース」を立ち上げたユーザーが「ホスト」にあたります。
「ホスト」は、スペースの管理が可能で、リスナーをスピーカーに変更することや、発言権を取り消すことができます。
現状では600人以上のフォロワーのあるアカウントが対象とされており、誰もがホストになれるわけではありません。
スピーカー(発言者)
ホストを含め、最大11アカウント(11人)までが発言できるアカウントを「スピーカー」と呼びます。
ホストへ発言権をリクエストして許可されると、そのスペースに招待されます。
リスナー(視聴者)
会話について発言権は無いけれど視聴することが可能なユーザーを「リスナー」と呼びます、リスナーは発言権をホストへリクエストし許可された場合に限りスピーカーになれます。
視聴できるアカウントに制限が無く、全ユーザーが対象なのが特徴的ですが、限定的な公開はできません。
「スペース(Spaces)」の始め方とは?
Twitterのアカウントを持っていれば、直ぐに利用が可能です。
ホスト権限は、フォロワー600人以上のアカウントの方に限られています。
スペースを使い始めるには、ホスト権限を得て、スペースを作成しましょう。
Twitterより「招待されました」と招待の通知を受けて、スペースのホスト権限を得ることが確認できたら、初期設定としてスピーカーの設定やマイクのアクセス許可などの設定をしますが、後に変更は可能ですので、一旦選んでマイクへのアクセスを許可すると設定完了します。
「スペースを開始」をタップすると直ぐに始まります。
気を付けなくてはいけないのは、スペースを開始した時にはマイクがオフになっていますが、リスナーは参加できる状態ですので、初期設定時だからと不用意に発言していると聞かれてしまうので注意しましょう。
これから自分のスペースを作成して開始するには?
フォロワーを始めとしたユーザーへ向けてコミュニケーションをとりたい場合や、企業のブランディングや、セミナーなど様々な目的に合わせて、スペースを作成し開始しましょう。
1.タイムライン上の“羽ペンアイコン”であるツイート作成ボタンを長押しします。
3つアイコンが現れたら、一番左の波紋の様なアイコン”をタップ、「スペース」を作成できます。
またその他は、フリート(Fleet)の作成をする画面からも作成することも可能です。
2.招待したい「スピーカー」のアカウント名やユーザーネームを入力して、選択しましょう。
環境が整ったら「スペースを開始」をタップして始めます。
3.スペースが開始されると、ホストとして表示されます。
フォロワーのタイムライン上には、フリート一覧に紫色に縁取りされたアイコンが一番左に現れます。
ホストは、スペース開始後にも設定変更することは可能で「…」のアイコンをタップすると、各種設定画面が現れて、
スピーカーとして参加可能なユーザーの範囲を、全員・フォロワー・スピーカーとして招待したアカウントのみ等から選択できます。
発言権のあるスピーカーを招待したり、リスナーにあたるユーザーからのリクエストを承認してスピーカーにしたり、その逆にリスナーに戻すなどもできます。
必要な時に会話に参加してもらうなど、セミナーでは良くあるともいますが、タイミングに合わせて会話に参加して貰うなどをコントロールすることが可能なのです。
また、スペースには、名前や説明、目的などを70文字以内でテキスト入力し掲載することができますから、フォロワーのタイムライン上のフリート一覧からチェックできるので、スペースへの興味を引くことができます。
尚、作成した「スペース」のリンクも作れるので、ツイートやそれ以外のSNSで自分の「スペース」へ誘導することや、集客にも活用できるでしょう。
まとめ
音声SNSの人気が急上昇している今、Twitterの新機能スペースの注目も高まっています、早めに新しい機能について知っておくことで、いち早く活用していけると良いですよね!