Twitter(ツイッター)広告運用を始めてみませんか?種類や費用など2022年最新情報大解説!
目次
Twitter(ツイッター)広告とは?
20代が最も多く、10代から30代の若年層をはじめ幅広い年齢層に利用され、短文でのツイート(つぶやき)を投稿しそのリアルタイム性と拡散力が大きな特徴といえる「Twitter(ツイッター)」内に表示される広告です。
Twitter(ツイッター)広告の特徴
多彩なターゲティングが可能でユーザーの興味関心などにあわせて細かく設定することができます。
さらにタイムライン上の表示される広告は通常のツイートと同じように表示されるため広告だと分かりにくく、「いいね!」や「リツイート」といったアクションがおこせるのもTwitter広告の特徴の一つです。
Twitter(ツイッター)広告の効果
広告に興味を持ったユーザーが何らかのアクションをおこせるため、二次拡散が期待できます。
例えばある広告をユーザーがリツイートした場合、その広告はユーザーの友だちに表示されます。
このようにアクションを起こすことでどんどん拡散されていきます。
二次拡散された場合は課金対象とならないため、費用も発生しません。
このようにTwitter広告は少ない予算で広告運用を始めることができ、さらに興味関心などターゲティング精度の高さ、若年層へのアプローチに効果的であるといった特徴があります。
Twitter(ツイッター)広告の種類
Twitter広告のプロダクトが2021年4月にリブランディング(名称変更)され、現在は以下のような5つのカテゴリーに分類されています。
プロモ広告(旧プロモアカウント)
プロモ広告はTwitter広告の中で最も多く利用されている、タイムライン上や検索結果ページ上部などさまざまな場所にツイートのような表示で配信されます。
テキストだけでなく、画像や動画、カルーセルなどさまざまなクリエイティブでの配信が可能です。
指定されたURLへの誘導やユーザーのアクションによる拡散が期待できます。
フォロワー獲得広告(旧プロモツイート)
フォロワー獲得広告は、タイムラインや検索結果ページなどさまざまな場所に表示されます。
広告内に「フォロー」ボタンが自動的に追加され、フォロワーの獲得に有効的です。
Twitterテイクオーバー(旧プロモトレンド)
Twitterテイクオーバーは、ユーザーが目に留まる機会が多く、キャンペーンやブランド認知などに友好的です。
タイムラインテイクオーバーは、タイムライン上の一番上部に一日の最初の広告として表示されます。
トレンドテイクオーバーやトレンドテイクオーバープラスは、トレンドと連動して検索のトレンドタブ最上部に24時間表示することができます。
トレンドテイクオーバープラスでは、動画の表示が可能です。
Twitter Amplify
Twitter Amplifyは、投稿された動画コンテンツの再生前または再生後に表示される動画広告です。
Amplifyプレロール広告とAmplifyスポンサーシップの2種類に分類されます。
Amplifyプレロール広告は、YouTubeなどのTwitterコンテンツパートナーである動画配信サイト上で本編開始前に再生されます。
Amplifyプレロール広告が複数のコンテンツパートナーに配信されるのに対し、Amplifyスポンサーシップは、Twitterが契約するコンテンツパートナーの中から指定された1社のみのコンテンツ再生前に再生される広告です。
Twitterライブ
ライブ放送を配信し、ユーザーがリアルタイムで参加することができます。
フォロワーだけでなく多くのユーザーのタイムラインに表示させることができるので、イベントやキャンペーンなどの配信に効果的です。
Twitter(ツイッター)広告の費用
Twitter広告はどれくらいの予算で配信できるのでしょうか。
広告費用の目安や課金方式の種類について解説していきます。
費用の目安
事前に予算を決めて運用をおこなっていくため小額からでも運用は可能ですが、実際には少額では掲載が厳しいため、最低でも数万~10万円程度の予算をかけ運用をおこなっていきましょう。
広告の目的にもよりますが、効果的な運用をおこなっていくためには30~50万円の予算をかけるとよいでしょう。
目的に応じた課金方式
Twitter広告では、目的に応じて課金方式が異なり、6種類の課金方法があります。
①クリック課金(CPC)
広告が表示され、リンク先のウェブサイトへクリックされるごとに課金されます。
広告が表示されていてもクリックされていなければ課金対象にはなりません。
ウェブサイトへの誘導を目的とする場合に有効的です。
②フォロー課金(CPF)
広告を通してユーザーがフォロワーになると課金されます。
フォロワー数の獲得を目的とする場合に有効的です。
③アプリインストール課金 / アプリクリック課金(CPI/CPAC)
広告を通してアプリがインストールされたり、アプリが起動されるごとに課金されます。
アプリの新規インストール数やインストール済のユーザーによる再起動を目的とする場合に有効的です。
④インプレッション課金(CPM)
広告が1,000回表示されるごとに課金され、多く利用されている課金方式です。
商品の認知度アップやキャンペーン告知など、多くのユーザーに広告を表示することを目的としている場合に有効的です。
⑤エンゲージメント課金(CPE)
表示された広告に対して、ユーザーがリツイートしたりいいねなど、何かしらのアクションを起こすごとに課金されます。
⑥再生数課金(CPV)
動画広告が再生されるごとに課金されます。
目的に応じて15秒の再生か再生完了/動画の50%以上が表示された状態で2秒経過/動画の全画面表示またはミュート解除など選択ができます。
入札方法
Twitter広告の費用はオークション形式となっており、3種類の入札方法があります。
それぞれの特徴を踏まえて最適な入札を選択しましょう。
①自動入札
あらかじめ決めた予算の中でTwitterのシステムが自動で入札額を決定します。
相場がわからない場合や入札単価を細かく設定する必要がないため、広告の入札に慣れていない場合などは有効的でしょう。
②上限入札単価
広告がクリックされるなどのユーザーがおこすアクションごとに入札の上限金額を設定できます。予算内で細かく設定を決めることができます。
設定金額を超えることがないので予算内にはおさめることができますが、上限金額が少ないと広告配信が少なくなるなどの影響もあるので、結果をみながら調節していくことが必要です。
③目標入札単価
ユーザーがおこすアクションなどのエンゲージメントごとに目標金額を設定し、一日あたりの平均単価額が自動で最適化され決定します。
キャンペーンの設定など細かく設定する必要がありますが、一定の予算額で目的に応じて運用することができます。
Twitter(ツイッター)広告のクリエイティブ
クリエイティブとは
広告用に作成されたバナーや動画などの素材をクリエイティブといい、Twitter広告にはさまざまなクリエイティブの種類があります。
クリエイティブの種類
大きく分けて4種類のクリエイティブがあります。目的に応じて使い分けましょう。
①テキストのみ
140文字以内のテキストのみのフォーマットです。
画像がなくサイズも小さいためユーザーの目にとまりにくいので、できれば画像や動画などとあわせたフォーマットを利用するようにしましょう。
②画像+テキスト
140文字のテキストと画像をあわせたフォーマットです。
印象に残りやすいクリエイティブを作成することで、より有効的な効果を得られます。
③動画+テキスト
テキストと動画を組み合わせたフォーマットです。
静止画画像のみでは情報を伝えきれない場合に有効的で、画像よりユーザーの目にとまりやすいというメリットがあります。
④カード
カードは上記にあげたテキストや画像などに加え、ウェブサイトへの誘導やアプリインストールなど、ユーザーがアクションを起こしやすいようカード内に表示が加わったフォーマットです。
・アプリカード
カード内に「インストール」ボタンが表示され、アプリへの誘導を促します。
・カンバセーショナルカード
画像または動画のツイートに加え、オリジナルのハッシュタグボタンを表示させること
ができ、アンケートのようにユーザーがその中から選んでリツイートができます。
ハッシュタグボタンは4種類まで作成できます。
ユーザーがそのボタンをクリックするだけでリツイートができるので、ハッシュタグの
内容次第でユーザーが興味を示しアクションをおこしやすくなります。
Twitter(ツイッター)広告の費用対効果を高めるためのポイント
費用対効果の高い広告運用をおこなっていくためのポイントをご紹介します。
ターゲティングをより明確にし、精度を上げる
Twitter広告では、細かいターゲティング設定が可能です。
ウェブサイトへ誘導しブランドや商品、サービスの認知度アップや、アプリへの誘導、どんなユーザーに向けて配信したいのか、よく検討しターゲティングを明確にしましょう。
複数のツールを使い分ける
画像だけでなく動画を利用したり、ユーザーがアクションをおこしやすいハッシュタグボタンを表示させたりと、一つのツールにこだわらず、結果をみながら色々なツールを使い分けてみましょう。
広告を見たユーザーがおこすアクションを想定したりターゲットの興味行動を想定して、この商品やサービスをPRするためにはどのツールが最適か、よく検討してみましょう。
オーガニックアカウントを積極的に運用する
予算をかけた広告の運用だけではなく、オーガニックアカウント(通常の企業アカウント)を積極的に利用して印象的な、興味をひくようなツイートを更新していきましょう。
フォロワーのコメントに対応してコミュニケーションをとることも有効的です。
オーガニックアカウントの運用と広告運用を併用することで、企業や商品、サービスの認知度アップへとつながるでしょう。
ユーザーが目を引くようなクリエイティブを作成する
Twitter広告はオークション形式となっているので、広告が表示されるためには、オークションに勝ちとる必要があります。
オークションは入札額だけでなく、「入札額×品質スコア」で決まるとされていて、Twitterでは以下の要素を考慮して品質スコアが決定されています。
共感度: ユーザーが広告に反応しているか。クリック、いいね、リツイートが頻繁に行われているか。
関連性: ツイートの内容がオーディエンスの興味関心に合っているか。
リーセンシー: 最新の話題をツイートしているか。
これらの要素からも品質スコアを高めるためにはクリエイティブが重要なカギとなります。
印象的で興味を示すような、質の高いクリエイティブになるよう作成しましょう。
キャンペーンを利用する
商品認知のためのウェブサイトへの誘導やアカウントのフォローなど、広告の目的のためにキャンペーンを積極的に利用しましょう。
フォローやリツイートにより抽選で商品が当たるキャンペーンや、フォローした画面を店頭でスタッフに見せてサンプルがもらえるなど、キャンペーンを利用してエンゲージメントや拡散力が高まり、結果につながるでしょう。
効果を常に確認し改善していく
広告を配信した後はこまめに結果を確認して見直し、改善を繰り返しながら広告の質を高めていきましょう。
思ったより効果が出なかったといった場合、原因を洗い出し、ターゲティングを変更してみる、ツールを変更してみる、クリエイティブを定期的に変更するなどのあらゆる改善策を出し実行してみましょう。
配信ツールやクリエイティブを予め複数用意しておくことで、どのパターンが結果の出やすいのかといった検証をおこなうこともできます。
Twitter広告の始め方
Twitter広告を始めるための手順をご紹介します。
事前に広告の目的を明確にしておきましょう。
①Twitter広告アカウントの作成
オーガニックアカウント左側の項目「もっと見る」から「Twitter広告」を選択し、「オートプロモートを設定する」と「Twitter広告を設定する」の二つの項目から、「Twitter広告を設定する」を選択します。
国とタイムゾーンを選択したあと、「クレジットカードを追加する」を選択し、会社名や住所を入力して、クレジットカード情報を入力します。
②広告キャンペーンの作成
続いて広告キャンペーンの目的を以下の8項目の中から選択します。
・リーチ(広告のリーチを最大限に増やす)
・動画の再生数(動画の再生数を増やす)
・プレロール再生数(広告とプレミアムコンテンツを一緒に配信)
・アプリのインストール数(アプリのインストール数を増やす)
・ウェブサイトのクリック数(ウェブサイトへの訪問数を増やす)
・エンゲージメント数(ツイートのエンゲージメントを増やす)
・フォロワー数(アカウントのオーディエンスを作る)
・アプリのリエンゲージメント数(アプリを実際に使ってもらう)
目的を選択したあとは、予算や期間などのキャンペーン詳細を設定していきます。
③広告グループの作成
広告キャンペーンにより予算や入札タイプが自動で設定されますが、広告グループを複数設定する場合は予算や期間、入札タイプを個別に設定します。
④クリエイティブの設定
広告にしたい内容のツイートを選択します。
広告として新たに作成したい場合はツイート作成ボタンより作成します。
フォーマットは②で選択したキャンペーンによって異なります。
テキストボックスに本文やサイトのURLを入力し、使用する画像や動画、公開する日時を設定します。
⑤ターゲティングの設定
広告を配信したいターゲットの属性を設定します。
年齢や性別、地域、キーワードや興味関心など細かく設定ができます。
的確なターゲティングをすることで十分な成果が得られるといってもいいほどターゲティング設定は重要であるといえるので、よく検討して設定していきましょう。
まとめ
Twitter広告の種類や費用などについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
拡散力が高く多彩なターゲティングの設定が可能なTwitterの特性を活かし、最適な広告運用をおこなっていきましょう。
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