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2021-06-25

Twitterで見かけるSNS用語「ファボ」「フォロバ」「リムる」とは?

Twitterは、リアルタイムで稼働しているSNSの中ではTikTokと並んでユーザー稼働率は約60%と言われているほど影響力が大きいネットワークです。

基本的には思ったことを呟くツールではありますが、その中でもマナーや用語がありますので最低限のルールを把握しておきましょう。

 

Twitterで見かける「ファボ」とは

Twitter上でツイートに対してハートマークを押し「いいね!」することを指すSNS用語です。

語源はハート=「favorite」の最初の4文字を音声化したもので、それまでは☆マークを押して「いいね!」していたものがハートマークに変わり、「いいね!」から「ファボ」へ変化しました。

親しみやすく表現するためにひらがなで「ふぁぼ」と変換すると、さらに利用が身近に感じられるでしょう。

Twitterでよく見かける用語について、こちらでも解説しております。

「ファボ」を使う実用例としては…

友達に単純に「見たよ」を知らせる時

Twitter上には現実でも連絡先を知っている友達と、会ったことはないけれどツイートの内容に共感して繋がっている相手の二種類が存在しています。

特に意味は無いけれどTwitterを立ち上げた時に友達のツイートを見かければ「ファボ」するのが暗黙の了解になっています。

 

特定の人のツイートをさかのぼって「いいね!」したい時

いわゆる「ふぁぼ爆」と呼ばれる行為で、お願いされてする場合もあればネタでする場合もあり、さらにはツイートの内容に多大な共感を伝えたい場合にも行います。

いずれにしても「ふぁぼ爆」をすると相手にその数の通知がいきますので、用途には十分気をつけましょう。

 

リツイートとセットで使う時

リツイートをした方が「ファボ」だけよりも自分のフォロワーに拡散できますので、特に面白い内容やファンの間ではリツイートと同時に行っていきます。

これを「ふぁぼりつ」と呼びます。基本的にはふぁぼりつをしてもらった時はお返しに「ファボ」するのがマナーです。

いいねについて、こちらでも解説してますので、合わせて御覧ください。

Twitterで見かける「フォロバ」とは

フォローバックをするという意味で、フォローをしてくれているユーザーに対してリクエストを出したり、自分がフォローしているユーザーからリクエストが来たりして相互にフォローし合う関係になることを指します。

フォローをすると相手のツイートが自分のタイムライン上にアップされるようになり、わざわざ探して覗きに行く手間が省けます。

「フォロバ」を使う実用例としては…

共通の趣味で盛り上がりたい・情報を共有したい時

ツイートの内容に共感できるユーザー(猫や釣り、音楽、映画、ラーメンといった日常生活だけでは知り合わないような共通の趣味を持つ不特定多数の相手)をフォローし、向こうも自分のツイートに興味を持ってくれると「フォロバ」のリクエストが来ることがあり、無事成立です。

 

お互いにフォロワー数を増やしたい時

身内だけでなく拡散したい内容がたくさんあればあるほどフォロワー数に比例して情報網が必要となるでしょう。

その場合「フォロバ」し合う輪を広げればメリットが生まれますので、インフルエンサーになるためには必須の行為とも言えます。

 

鍵付きアカウントを見たい時

俗に「鍵垢」と呼ばれるもので「フォロバ」し合わないと見られないものです。

本当に内容を見られても良い信頼関係のあるユーザーだけに限定するための行為です。

 

 

Twitterで見かける「リムる」とは

Remove(リムーブ=除去する)を語源とする用語で、もともとフォローしていた相手をフォローから外すことを指します。

友人や恋人の喧嘩別れの際によく見られる行為で、SNS用語の中ではネガティブな意味を持っています。

お互いに認識のある「リムり」であればショックを受ける精神的苦痛も少ないと思いますが、予期せぬ相手から「リムられる」と自分も「リムって」やろうという仕返しの気持ちが生まれるので、使い方には気を付けましょう。

「リムる」時の実用例としては…

タイムラインに上がってくるのをやめたい時

ツイートの回数が多過ぎる、または内容が自分の志向と合わないと感じた場合、フォローを外したい時に使います。

通知が多いのが気になるだけなのであれば、お知らせを非通知にする機能もありますので「リムる」ほどでなければ穏便に「ミュート機能」を使いましょう。

 

著名人のファンをやめる時

その著名人が好きでフォローしていたのに、不祥事や事件、ツイート内容の失望、興味の喪失等でフォローをやめたい時に使います。

著名人でフォロワーが多いほど「リムられた」ことには気づきませんが、何千・何万人の単位で「リム」が生じると不買運動のような影響力を持つという点では軽視できない行為と言えるでしょう。

 

お互いに距離を置きたい時

現代社会の複雑なところは、連絡先を消してお互いに連絡を取らないようにする以外にも断ち切りたいSNSの繋がりが多いところです。

Twitterもその一つで、お互いに「リムる」行為をしておかないと距離を置いた後でも自分のタイムラインに相手のツイートが上がってくることになりますのでお忘れなく。

 

Twitterにはリムられたかどうかチェックする機能もあり、気にするユーザーも中にはいます。

実際に顔が見られないツールだからこそ、不快感や負の連鎖が生まれない環境を意識して利用していきたいですね。

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