SNSの初期費用っていくらかかる? 気になる相場を解説!
私たちの生活にすでに浸透し日常化してきたSNS。実際にSNSがきっかけで企業やブランド、商品やサービスを知って、購入までいたるのが当たり前になりました。
SNSマーケティングの重要性が叫ばれる中、SNSアカウントの運用をどのように進めるかが今後大切な鍵となります。
中でも、SNS運用にどれくらいの費用が必要かを正しく見極めて、運用の方策を決めなくてはいけません。
SNS運用に必要な費用は、初期費用・運用費用・広告運用費用の3つに分けることができます。
SNS運用費用と広告運用費用は料金プランではっきり明示されているのが普通ですが、初期費用については、詳しい情報を非公開にしているSNS運用代行会社が多いようです。
では、SNSの初期費用がどのくらいかかるのか、SNS広告運用の初期費用も含めて、わかりやすく解説しましょう。
SNSの開設にかかる初期費用は?
SNS運用代行会社によりさまざまな料金プランが設定されていて、標準の月額料金に加えて初期費用を請求される場合があります。
運用代行会社で多少の違いはありますが、一般的にSNS初期費用には、SNS公式アカウント開設から、SNS運用の方針策定などのサービス提供まで含まれています。
企業がSNSを開設する場合に費用はかかるのか?
企業がSNS公式アカウントをすでに開設済みの場合、開設費用は不要です。また、自社内でSNS運用を行う場合も、開設費用はかかりません。
もしSNS公式アカウントが未開設なら、SNS運用代行会社へアカウント開設から依頼することになるでしょう。
SNSアカウント開設費用は5万円程度が相場と言われますが、SNS初期設定の費用をはじめ、管理費込みが普通です。利用規約/掲載基準、ソーシャルメディアポリシー、ユーザーコメントへの問答集を作成する作業などが、アカウント開設費用に含まれます。
Facebookのビジネスアカウント
Facebookビジネスアカウント (現Facebookページ)は、広告・アクセス分析などのビジネス機能を備えています。広告出稿を除いて、基本的に無料で利用できます。
Facebookのアカウント登録やページ開設は原則無料で、導入コスト自体は不要です。
Instagramのビジネスアカウント
Instagramビジネスアカウントなら、広告出稿・インサイト・ビジネスプロフィールが利用できます。広告出稿は有料ですが、その他の機能は無料で使用可能です。
Twitterのビジネスアカウント
Twitterのビジネスアカウントは気軽に作成でき、若いユーザー層を対象に認知拡大を狙いやすいです。
アカウント設定やツイート投稿などについて、商用目的でも料金は一切要りませんが、広告キャンペーン利用時はその都度費用がかかります。
LINEの公式アカウント
LINE公式アカウントは主にビジネス用途で利用され、費用は次のとおりです。
開設費用: アカウントの種類に関係なく無料
運用費用: 毎月課金される費用が次の2種類
①基本料金
②追加メッセージ料金
配信する追加メッセージが多いほどお得な料金となります。
SNSの広告にかかる初期費用は?
SNSに広告を掲載するためには広告運用費用がかかります。
SNS運用代行会社の料金プランでは、広告運用費用は含まれずオプション設定されているケースが大半です。SNS運用費用の月額が50万円以上なら、SNS広告運用やSNSマーケティングまで料金込みになることもあります。
SNS広告運用費用は主に3種類あります。
SNS広告の効果とは
広告業界で記録的に成長しているSNS広告ですが、4つの効果が期待できます。
①細かいターゲッティングが可能
②顧客にダイレクトな広告ができる
③安価に広告を開始できる
④潜在的な顧客の掘り起こしが可能
SNS広告の費用の相場を課金方式とともにご紹介
一般的に、SNS広告の運用費用の目安は次のとおりです。
SNS広告にかかる費用は、原則自ら決められます。
1日の予算枠を設定すれば、その枠を超えた時点で広告の配信が停止されます。少額からのSNS広告運用も可能です。
さらに、SNS広告は出稿自体の費用が発生しません。SNS広告掲載費用は、出稿した広告に対しユーザーがどう反応するかで課金されます。
課金形態はSNSにより若干違いがありますが、広告出稿時に課金方法を選択できます。
早速ですが、それぞれの広告の課金形態を順に見ていきましょう。
Facebook広告
Facebook広告は、実名登録のため、正確なターゲッティングができて物販向きと言われます。広告の配信先が豊富で、Instagram・Messenger だけでなく、Facebook広告が提携するアプリやWebサイトにも広告表示ができます。
Facebook広告の主な課金形態
なお、Facebook広告では予算設定ができ、1日に消化する上限予算を決める「日予算」と、キャンペーンごとの予算を設定する「通算予算」から選べます。
はじめは300〜500円/1日程度から、徐々に増やしていきましょう。
Instagram広告
Instagram広告は、メインユーザーである10〜30代女性に対し、視覚的に訴求できます。
Facebook広告のビジネスマネージャーから広告の出稿が可能で、Facebook同様にターゲッティング精度が高いのが特徴です。
Instagram広告の課金形態
Facebook広告と同様にセルフサーブ方式が採用され、Instagram広告の予算は自由に設定可能です。
Twitter広告
10〜30代の若年層ユーザーが多いTwitter広告では、ユーザーの関心や興味などを主軸にしたターゲティングが可能です。Twitter広告の費用は自由に設定して運用可能です。
Twitter広告の課金形態
広告キャンペーンの目的に応じて、次の課金方法が選択できます。
SNS広告の課金方式は、Twitter広告が最も種類が多くアプローチ性が高いため、商品やサービスの認知向上やブランディングに最適でしょう。
なお、二次拡散については課金が発生しません。いいねやリツイートが増えるほどインプレッションも集まるため、費用対効果がアップします。
LINE広告
LINEは他のSNSと違い拡散性はありませんが、利用層が10〜60代と幅広いうえ、アクティブユーザー数も圧倒的に多く、他のSNSがリーチできない年代層にまでアプローチできます。LINEが提携する外部アプリにも広告配信が可能です。
LINE広告の課金形態
SNSの代行でかかる初期費用は?
SNS運用代行を依頼した場合の初期費用について、まとめておきましょう。
SNS運用代行とは
SNS運用代行とは、SNSアカウント所有者の代わりにSNS運用を肩代わりしてくれるサービスです。
SNS運用代行会社に依頼すれば、専門のノウハウを生かして一連のSNS関連業務を担ってくれ、アカウント所有者である企業や個店の知名度アップや、フォロワー増加が期待できます。
SNS運用代行によるメリット
自社内でSNS運用を進めることはできますが、SNS運用代行を専門の会社へ依頼した場合、メリットが4つあります。
①企業アカウントを効果的に運用できる
→ SNSのプロが運用するので、知名度アップ・企業のイメージアップにつながりやすい
②安定したSNS運用が可能
→ 投稿の質や頻度など、SNS運用のクオリティを維持できる
③SNS運用業務の負担を減らせる → 時間とリソースを節約し、コア業務に専念できる
④リスク回避に役立つ
→ 投稿の炎上やトラブルに対し、常に監視を行い未然に防止したり、機敏に対処できる
SNS運用代行でかかる初期費用の相場
SNS運用代行会社に依頼するなら、運用代行にかかる初期費用についてきちんと把握しておきましょう。
運用代行にかかる初期費用
実際にSNS運用代行会社の料金プランを調べると、初期費用について公式サイトで公表していない会社が多いようです。初期費用について記載がある会社でも、サービス内容が一定ではなく、10〜50万円と設定料金にも開きがあります。
まずは、SNS運用代行会社のサイトを比較検討して、候補の会社をいくつか絞り込みましょう。相談や見積りの依頼は原則無料なので、各社へ事前に問い合わせをして、初期費用を必ず確認しておいてください。
まとめ
企業や個店においてSNSを効率よく運用することは、集客やブランディングに大変役立ちます。
SNS運用代行会社が心強い味方になりますが、SNS運用の料金設定やサービス内容は会社によってかなり違いがあります。SNS広告運用についても各社で扱い方が変わります。
SNS運用の目的や予算を見定めたうえで、費用の見積もりを数社に依頼して相談に乗ってもらいましょう。SNS運用費用だけにとどまらず、初期費用も忘れずに確認が必要です。
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