企業ブログのタグ機能はSEOに有利?カテゴリとの違いは?
SEOはSearch Engine Optimizationの略で「検索エンジン最適化」を意味し、検索ワードで上位表示させて企業ブログにアクセスを集める施策です。
企業ブログを運営する際にSEOの対策は最重要課題となり、記事数が増えるに伴い、その効果を高めるためにページの分類整理が必要となってきます。
ブログの分類機能には、「タグ」と「カテゴリ」の2種類が挙げられますが、どのように使い分けるとよいのでしょうか?
企業ブログにおけるタグ付けから、「タグ」と「カテゴリ」の違い、SEO対策につながる効果的なタグ付け方法まで詳しく解説いたします。
目 次
ブログにおけるタグ付けとは?
企業ブログにおいてタグ付けをするとはどういうことか、タグの定義をはじめ、タグ付けするメリットや必要性までまとめてご紹介します。
タグの定義とは?どこに表示される?
「タグ」とは企業ブログの記事内容に関連するキーワードのことで、Webページ内で付箋のようにマーク付けができる機能を意味します。
設定したブログの表示方法によって多少異なりますが、基本的には記事の上下の部分に示されていることが多く、サイドバーとして表示されるケースもあります。
タグ付けをするメリット
タグ付けを実施する主なメリットは、下記の4点です。
- 読者が記事内容を瞬時に連想しやすい
- タグ分類で記事ページの管理がしやすい
- 同じタグを使用している関連記事にリンクすることができる
- 特定地域の情報発信の記事の場合、タグにより読者が見つけやすい
(例: 「おすすめスポット」、「夜景」などのタグ)
いずれもユーザーの利便性に直結することなので、ぜひ積極的に活用しましょう。
ブログのタグとSNSのハッシュタグ(#)との違い
企業ブログ | メタタグ | ・企業ブログ内の情報分類
・タグにより情報が拡散しない |
SNS | ハッシュタグ(#) | ・SNS全体の情報分類
・外部のアカウントへ情報が拡散する |
サイトの企業ブログもその他SNSもキーワードをベースに関連情報の検索ができます。
そんな両者の最大の違いは「拡散力」の有無です。
ブログにおけるタグ(メタタグ)の場合、拡散力の点でSNS(インスタグラムやX)のハッシュタグに大きく劣ります。
ただし、ブログ内の情報分類の面では長けています。
企業ブログにおいてタグが必須にならないケース
タグは便利なツールですが、必須の機能ではない上にブログの種類によっては利用できないこともあります。
ブログにおいてタグが必須ではない典型的なケースは以下の4つです。
- 細かな分類が必要のない記事
- ブログの投稿数が少ない
- 記事テーマの幅が狭く、同列の話題しかない
- タグ機能のほかに、関連記事のリンクが可能である
上記のいずれかに当てはまる場合は、タグを使用してもあまり効果が見込めないとも考えられています。
タグと「カテゴリ」の違いとは?
種類やテーマで記事を分類する方法として用いられるのが「カテゴリ」です。
読者に記事内容を伝えやすくするために分類するものなので、「タグ」と混同しやすいかもしれません。
カテゴリとタグの違いについて、以下にまとめます。
特徴 | 【商品紹介記事の事例】
テーマ例:「メイク・化粧品」 |
|
カテゴリ | ・主要テーマでブログ記事を分類
・ブログ記事をフォルダー分けするイメージ ・階層構造になっている(縦割の親子カテゴリ) ・1記事に1カテゴリを設定 ・多階層にすると見づらくわかりにくい |
・大分類:「基礎化粧品」「メイク用品」「美容家電」
・中分類:「化粧水」「美容液」など |
タグ | ・キーワードでブログ記事を補助分類
・キーワードにより記事に付箋を貼るイメージ ・キーワードで横に結ぶグルーピング ・.1記事に複数タグの設定ができる ・タグ数が多いのはマイナス |
メーカー名、商品名など |
「タグ」や「カテゴリ」を用いて得られるSEO効果
「タグ」や「カテゴリ」を使用すると、SEO的にはどのような効果があるのでしょうか?
まず、【カテゴリ分け】をすることで、検索エンジンのクローラー(ロボット)の回遊率(1訪問ごとのPV数)が上がり、記事が見つけやすくなります。
ほかにも下記のようなメリットが挙げられます。
- 直接的なSEO対策になる
- カテゴリで記事内容を明確化でき、ユーザーにブログの内容が伝わりやすくなる
- カテゴリによって記事内容に階層が付けられるので、コンテンツ整理がしやすい
クローラーが回遊しやすい構造は、SEOの指標にもなるため重要な設定といえます。
また、【タグの設定】がされているとブログ内の関連記事を探しやすくなったり同一タグが付けられたページの一覧が見られたりするほか、下記のような効果も期待できます。
- 読者目線の興味を引く内容のタグなら回遊率が高まり、間接的なSEO対策にもなる
- タグにより、ブログの内部リンク機能としても働く
SEOを意識したより効果的なタグ付け方法とは?
カテゴリと比較すると、タグの使用で直接的にSEOの対策へつなげることは難易度が高いとも言われています。
少しでもSEOに結びつく効果的なタグ付けの方法について以下で解説します。
タグ付けをする目的
記事数が増えた場合、カテゴリを跨(また)ぐようなタグ付けをすると、ブログ内の回遊性が高まり読者の滞在時間を増やす効果が期待できるでしょう。
また、タグはカテゴリと違って一つの記事に複数付けることができるため、間接的なSEO対策の役割を果たす可能性もあります。
キーワードとしてタグを利用しよう
カテゴリで大まかな階層を分類し、以下のようにキーワードとしてタグを利用するのが有効な方法です。
【商品紹介記事の事例】
カテゴリ | 大分類、中分類 | 「夫・彼氏へのプレゼント」 |
タグ | キーワード | 「財布」 「腕時計」など |
カテゴリとは異なるワードを選ぶのがポイント
カテゴリで既に使っているワードをタグ設定するのは禁物です。
カテゴリにはない、読者が望むキーワードを探してみましょう。
タグの数は多すぎるとNG?
タグの設定数は無制限ではありますが、数ばかり多くて紐づく記事ページが少ないとSEO評価が下がる恐れもあります。
タグ付けの数は1記事につき3個程度がよいとされています。
もしも多すぎると、読者のニーズに合わない記事へ誘導することになり、結果としてPV数が下降してしまう可能性も。
最大5でも個までに抑えておくのがおすすめですよ。
内容に沿った重要なキーワードを見つけよう
企業ブログ記事の内容に見合った重要なキーワードをタグとして採用しましょう。
ブログを象徴するキーワードや、ブログテーマに不可欠なワードを絞り込むと効果的です。
良質なタグのキーワードを絞り出したら、ある程度の管理をして表現を統一しましょう。
たとえば「おすすめ」をタグにしたい場合、「オススメ」「ベスト」など、表記法や類似する言葉を混同させないなどのルール化を実施しリストアップできると効率がよくなります。
まとめ
企業ブログの記事を増設するにあたり、「タグ」や「カテゴリ」の分類機能を利用することはSEO効果を高めるためにも有効なファクターとなります。
主要テーマで階層的に分類するのが「カテゴリ」で、「タグ」はキーワードを使った補助的なグルーピングと把握しておきましょう。
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